ひとりごと


2003年7月10日

残念な事件

残念な事件が起こってしまった。 昨日、拘束された長崎の少年の事件だ、 家にも同じ歳の娘がいる、人ごとではないくらいの恐怖を感じる 誘拐されたところがまた、黄色い建物でおなじみの電気店である。 私もよくこの黄色い電気店で洗脳ソングを聞きながら買い物をするのが 好きなのでたびたび利用している。娘を連れて行くこともあり、その時は今回の事件の時 と同じように娘は放し飼い、野放しの状態にある。振り返ると自分の娘に降りかかってもおかしくない事件である。 今回補導されたのが、中学生1年ということで世間は戦々恐々としている。いつも話題となるのは、 子供を矯正できるのかとか、また実名報道といったことなどなどである。 どのような結論が正しいかは私もわからないが、私が今思いつく点を以下に述べる。

1、中学生1年というのは、子供であろうか、自分が中学生1年の時と現在の自分を比べてみると どこが違っているだろうか、私自身、当時と比較すると次のとおりである。 中学生1年の時の背175センチ、今180センチ、体重ほぼ同じ、思想あまり変わっていない。 顔、年相応に老けた、髪の毛、薄くなった、白髪が目立つ。 といったところだろうか、当時は大人になったらもっと立派になっていてしっかり しているだろうと思っていたが、結果、振り返って見ると、あまり変化はない。【悪い言い方をすると成長していないともいうが。】 ということは少年を保護するということは、法の下の平等というのは保証されていないということを意味する。 2、子供だから知識がないというのは間違いで、実はまわりの大人を見てみると中1よりも劣っているのではと、思われる方もいる。 よく通勤途中で信号待ちをしているとあう中学生の話をなんとなく聞いていると普通の大人より立派なことを話していたり するものである。ということは知識、知能レベルは大人とほぼ同等と考えることができるのではないか。 3、年齢を中学生ではなく、さらに比較年齢を下げて議論すると、小学校高学年程度の話として、ありがちな話で 小学卒業文集とかで将来の夢は何かということを書くことが多い、そして、 今、現在の状況をみると小学卒業文集の夢が現実となっていることが結構な確率である。 身近な例をあげると自分のかみさんは、小学生の時から薬剤師になりたいと思っていたそうだ、で実際薬剤師になっている。 4、実名報道は、一応マスコミではされないが、インターネット時代ということもあり、マスコミが報道しているモザイクの写真や少年はパソコンクラブに所属してうんぬんという情報を出して、無罪の犯人の特定の補助をしている。 2ちゃんねら〜である。私は、久々に2CHの掲示板をの覗いてみるといくつか名前が書き込んである。 たぶん、数日かすると情報が消され、マスコミは大手のインターネット掲示板に名前の書き込みがあったと騒ぎ、ここに本名が書かれているとモザイクをかける、その時点で本人が特定される。ということは実名でも匿名でも意味はない。

以上、ごちゃごちゃと書きましたが読者の皆さんはどう感じられましたでしょう? ところで、刑事罰はないらしいが民事裁判ではどうなるか、おそらくは億に近いくらいの損害賠償額を ださなくてはならないであろう。


ひとつ前に戻る