ひとりごと


2004年6月16日

時の流れ

時がたつ...世の中には個人的にも社会的にも、いろいろなことが連続して流れている。たとえば今から100年前と現在、ほとんど社会を動かしている人間は、100パーセント近く入れ替わっているのに人々は時の流れに沿ってただようように個々に生きている。
今日この日、本当に時間の流れというものを肌で感じた。個人的な話ではあるのだが、まあそろそろ子供が生まれるので、一応臍帯血の提供の同意書にサインを今日提出した。奇しくも本日あれほど実現不可能といわれていた、薬剤師法改正により、学校教育法とセットで薬科大学6年制が決定した。どちらも関係ない人にとっては、どうでもいい話ではあるのだが、個人的にはしみじみとする話である。
前者の話についてはわざわざいろいろと書く必要はないのだが、骨髄移植で生命を受けた私が関与して、2人分の移植をできる可能性の種を保存することができたことは、感無量である。
後者は、一応私も薬剤師なので、今までの経緯とかを踏まえると、ただ制度が変わっただけで、今すぐ効果が現れてくるものではないが、新制度で卒業した薬剤師には、仕事に対する信念をもって薬という物を通して広く国民の健康を守るために貢献していただくことを切に願うばかりである。